異次元の金融緩和のおさらい
- 2014/05/09
- 18:00
日銀の金融政策決定会合を追いかけていくにあたって、
現在進行中のいわゆる「異次元の金融緩和」についておさらいしたいと思います。
現在進行中のいわゆる「異次元の金融緩和」についておさらいしたいと思います。
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2013年4月4日に日銀が発表した「量的・質的金融緩和」の導入についてによると、
とあります。
つまり、物価を上昇させてデフレ経済から脱却するために、国債・ETFを買って、市場にお金をジャブジャブに提供しますよ、しかも、買い入れる国債をより長期にしますよ、ということか。
この政策の影響を想定すると、
・物価が上がる
・長期金利が下がる
・円安になる(結果として株高?)
それによって有利な人は、
・土地の保有者
・これから長期の資金調達をしようとしている人(住宅ローンが代表的)
・海外資産保有者(株式保有者?)
が想定される。
不利な人は、
・資産が現金のみの人(デフレ下では一番有利だった)
・これから長期の債券運用をする人(金利が低くなるので)
が想定される。
私個人としては、今後の住宅取得の可能性を考えるとこの金融緩和をプラスの影響として活用したいところ。
国や中央銀行の政策は、なかなかみんなハッピーというわけにはいかないと思うので、情報をきちんと整理して、資産設計に活かしていきたいです。
日本銀行は、消費者物価の前年比上昇率2%の「物価安定の目標」を、2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現する。このため、マネタリーベースおよび長期国債・ETFの保有額を2年間で2倍に拡大し、長期国債買入れの平均残存期間を2倍以上に延長するなど、量・質ともに次元の違う金融緩和を行う。
とあります。
つまり、物価を上昇させてデフレ経済から脱却するために、国債・ETFを買って、市場にお金をジャブジャブに提供しますよ、しかも、買い入れる国債をより長期にしますよ、ということか。
この政策の影響を想定すると、
・物価が上がる
・長期金利が下がる
・円安になる(結果として株高?)
それによって有利な人は、
・土地の保有者
・これから長期の資金調達をしようとしている人(住宅ローンが代表的)
・海外資産保有者(株式保有者?)
が想定される。
不利な人は、
・資産が現金のみの人(デフレ下では一番有利だった)
・これから長期の債券運用をする人(金利が低くなるので)
が想定される。
私個人としては、今後の住宅取得の可能性を考えるとこの金融緩和をプラスの影響として活用したいところ。
国や中央銀行の政策は、なかなかみんなハッピーというわけにはいかないと思うので、情報をきちんと整理して、資産設計に活かしていきたいです。
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