とうとうマイナス金利を導入!! ECB理事会(2014年6月5日)
- 2014/07/01
- 18:00
前回の5月8日のECB理事会で追加緩和の可能性を示唆し、注目された会合です。
要点は以下の通り。
要点は以下の通り。
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・低インフレの状況と、融資に慎重な銀行の姿勢を問題視。
・政策金利を0.1%引き下げて、過去最低の0.15%とする。
・民間銀行が中央銀行に預け入れる余剰資金の金利をマイナスにする。
・融資の積み増しを公約する銀行に、最大4年間、低金利の資金を供給する。
・市場から国債を大量に買い上げて市場にマネーを供給する大規模な金融緩和は見送り。
政策金利の引き下げは7カ月ぶり、マイナス金利の導入は主要国で初めてと、注目の政策がでてきました。
マイナス金利の仕組みとしては、ECBに預けられている民間銀行の資金に対して手数料を取ることで、市場に回るお金を増やそうというものです。
手数料が取られるからといって、いきなり企業への貸出が増えるとはあまり思えませんが、安全な運用先として、国債が買われれば、金利低下→ユーロ安となって、懸念の低インフレには効果がでそうな気がします。
次回は、7月3日の予定。
・政策金利を0.1%引き下げて、過去最低の0.15%とする。
・民間銀行が中央銀行に預け入れる余剰資金の金利をマイナスにする。
・融資の積み増しを公約する銀行に、最大4年間、低金利の資金を供給する。
・市場から国債を大量に買い上げて市場にマネーを供給する大規模な金融緩和は見送り。
政策金利の引き下げは7カ月ぶり、マイナス金利の導入は主要国で初めてと、注目の政策がでてきました。
マイナス金利の仕組みとしては、ECBに預けられている民間銀行の資金に対して手数料を取ることで、市場に回るお金を増やそうというものです。
手数料が取られるからといって、いきなり企業への貸出が増えるとはあまり思えませんが、安全な運用先として、国債が買われれば、金利低下→ユーロ安となって、懸念の低インフレには効果がでそうな気がします。
次回は、7月3日の予定。
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