さらなる金融緩和へ!! ECB理事会(2014年9月4日)
- 2014/09/21
- 06:00
9月4日のECB理事会と記者会見のポイントは以下の通り。
・政策金利を0.1%下げて過去最低の0.05%へ。
・資産担保証券(ABS)の買い入れを10月から実施。
・マイナス金利を従来より0.1%広げて0.2%へ。
今回、買い入れ実施を決めた資産担保証券(ABS)とは日本経済新聞9月5日第1面によると、
6月に利下げ、金融機関への資金供給、マイナス金利の導入と、多くの緩和政策を導入してきたECBが早くも次の手を打ってきました。
私としては、6月にあれだけのことを決めたのだから、しばらくは様子見が続くのかと思っていました。
それだけ、景気停滞とデフレ懸念が深刻ということなのでしょう。
今後はさらに国債の買い入れも視野に入れつつあるようなので、ECBの動向には注目が必要です。
次回は10月2日の予定。
・資産担保証券(ABS)の買い入れを10月から実施。
・マイナス金利を従来より0.1%広げて0.2%へ。
今回、買い入れ実施を決めた資産担保証券(ABS)とは日本経済新聞9月5日第1面によると、
国の信用力を裏付けとして発行する国債と異なり、銀行や企業が持つ資産の信用力をもとに発行する。融資債権や不動産など様々な資産が担保として使われる。ABSの欧州での発行市場は約2千億ドル。国債購入を軸に約1兆7千億ドルの資金を供給した米国の量的緩和第1弾などと比べるとABS購入の効果は限られるとの見方がある。英語の正式名は「Asset Backed Securities」
6月に利下げ、金融機関への資金供給、マイナス金利の導入と、多くの緩和政策を導入してきたECBが早くも次の手を打ってきました。
私としては、6月にあれだけのことを決めたのだから、しばらくは様子見が続くのかと思っていました。
それだけ、景気停滞とデフレ懸念が深刻ということなのでしょう。
今後はさらに国債の買い入れも視野に入れつつあるようなので、ECBの動向には注目が必要です。
次回は10月2日の予定。
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