日銀が株式保有で日生超え!?
- 2014/10/13
- 17:59
9月23日の日本経済新聞の2面に興味深い記事がありました。
以前書いた記事では、日銀が国債の保有者のトップになったことを取り上げました。異次元の金融緩和によって、国債の買い入れが進んでおり、この時は危機感はあったものの、当然のそうなることだと受け止めていましたが、今回の株式の保有については、かなり違和感を覚えました。
確かに株価を支える効果はあると思いますが、政府・日銀による株高演出には政策転換の必要性が起きた時の危うさが伴います。
この日銀からの後押しがあるうちに、日本市場が企業業績を含めて本当の強さを手に入れられればよいのですが、そこ1点に賭けるような投資はしないでおこうと思います。
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株式市場で、買い手としての日銀の存在感が高まっている。上場投資信託(ETF)を含めて、日銀が保有する株式の時価は約7兆円にのぼる。今後も月に1000億円程度を買います方針で、年内にも民間で最大の日本生命保険(約7兆円)を上回る可能性が出てきた。株価を支える一方で、将来の売却の判断には難しさも伴う。
以前書いた記事では、日銀が国債の保有者のトップになったことを取り上げました。異次元の金融緩和によって、国債の買い入れが進んでおり、この時は危機感はあったものの、当然のそうなることだと受け止めていましたが、今回の株式の保有については、かなり違和感を覚えました。
確かに株価を支える効果はあると思いますが、政府・日銀による株高演出には政策転換の必要性が起きた時の危うさが伴います。
この日銀からの後押しがあるうちに、日本市場が企業業績を含めて本当の強さを手に入れられればよいのですが、そこ1点に賭けるような投資はしないでおこうと思います。
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