貯蓄型生命保険の販売停止はアベノミクスの負の側面か!?保険頼みにできない今後の資産運用
- 2015/01/13
- 06:00
ナツタです。
アベノミクスによる株高で、個人の株式運用資産は大きく利益を出したと思われますが、日本ではまだまだ個人資産における株式の割合は微々たるもの。
大半は現預金や保険が占めています。
そんな中、このところの金利低下が個人の資産運用方法に大きな影響を与えそうです。
預金利率はご存知の通り、超低水準。
ここにきて、預金に比べて長期で運用するために、比較的高い運用利回りを提示していた保険にもその余波が出てきました。
10年国債の利回りが0.3%を切るようなこの異常な低金利。黒田バズーカの流れ弾に保険会社が被弾しているような印象です。
さて、ここで大事になるのが、個人の運用方法の検討です。
一昔前(大昔?)までは預貯金や保険に預けていれば資産が倍増していました。
少し前までは、デフレ経済であったため、多少なりとも増やせれば実質的な資産価値はそれ以上に増えていました。
そして、現在。
政府・日銀はなんとかして物価を上げようとしています。
物価が上がると共に賃金も上がっていけば、よい経済循環が起こるとされていますが、今ある貯蓄はどうなるのでしょうか?
このままでは目減りしてしまう可能性が高いです。
現在の状況では、長期にわたって低金利で固定してしまう貯蓄型生命保険は、リスクを負いたくない一部の資金の運用にとどめるべきでしょう。
それよりも、何も考えずに預貯金・保険で運用していた感覚を改め、資産運用というものに本気で向き合っていかないといけない時代だと感じています。
アベノミクスによる株高で、個人の株式運用資産は大きく利益を出したと思われますが、日本ではまだまだ個人資産における株式の割合は微々たるもの。
大半は現預金や保険が占めています。
そんな中、このところの金利低下が個人の資産運用方法に大きな影響を与えそうです。
預金利率はご存知の通り、超低水準。
ここにきて、預金に比べて長期で運用するために、比較的高い運用利回りを提示していた保険にもその余波が出てきました。
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貯蓄型の生命保険の販売を止めたり保険料を上げたりする動きが広がってきた。長期金利が低下し、運用利回りを得にくくなったためだ。明治安田生命保険や第一生命保険などが一部の販売を止めたのに続いて、富国生命保険は一時払いの養老保険と定額年金保険の販売を休止する検討に入った。日本生命保険は2月に一時払い終身保険の保険料を上げる。銀行預金に代わる個人マネーの受け皿となっていた保険商品にも金利低下の影響が及んできた。(日本経済新聞1月11日)
10年国債の利回りが0.3%を切るようなこの異常な低金利。黒田バズーカの流れ弾に保険会社が被弾しているような印象です。
さて、ここで大事になるのが、個人の運用方法の検討です。
一昔前(大昔?)までは預貯金や保険に預けていれば資産が倍増していました。
少し前までは、デフレ経済であったため、多少なりとも増やせれば実質的な資産価値はそれ以上に増えていました。
そして、現在。
政府・日銀はなんとかして物価を上げようとしています。
物価が上がると共に賃金も上がっていけば、よい経済循環が起こるとされていますが、今ある貯蓄はどうなるのでしょうか?
このままでは目減りしてしまう可能性が高いです。
現在の状況では、長期にわたって低金利で固定してしまう貯蓄型生命保険は、リスクを負いたくない一部の資金の運用にとどめるべきでしょう。
それよりも、何も考えずに預貯金・保険で運用していた感覚を改め、資産運用というものに本気で向き合っていかないといけない時代だと感じています。
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