PERとは何か
- 2014/01/28
- 01:00
今回は、株価の割安度をみる指標として、PERを取り上げます。
PERとは、
「 株価 ÷ 1株当たり純利益 」で表わされる指標で、単位は「倍」です。
別の言い方をすると、
「今の株価は利益の何年分か?」
「何年、その株を保有していれば、投資したお金分をその企業が稼いでくるか?」
といった意味になります。
例えば、PERが20倍の銘柄で考えると、今の利益水準が今後も続けば、20年保有していれば自分が投資したお金分の利益を稼いでくるということです。
また、その企業が利益を全て配当したとすると、20年後には投資元本が全て戻ってきているのに加えて、当然その株式自体も持っているという素敵な状態になります。
実際には、配当には税金がかかりますので、上記の様にはなりませんが、基本的な考え方として押さえておきたいところです。
最近のアベノミクス相場で大きく上昇した銘柄の中には、PERが60倍といった銘柄もあり、そういった銘柄を保有すると、投資元本分の利益をその企業が稼いでくるのに、60年もかかるということです。
ではなぜ、その様なPERの株を買う人がいるのでしょうか。
それは、市場が「1株の当期利益」の上昇を見込んでいるからです。
同じ株価であれば、1株の当期利益が上昇すればPERは下がります。
大幅な利益上昇があれば、当初のPERでみると、60年かかる利益計上を、10年で行ってしまうかもしれません。
その可能性を市場が期待しているということです。
私は、現状ではPERが高い銘柄には基本的には手を出しません。
なぜなら、企業の利益成長を見通す自信がないから。
今後、勉強と考察を重ねていってからチャレンジするかもしれませんが、今は無理です。
「 株価 ÷ 1株当たり純利益 」で表わされる指標で、単位は「倍」です。
別の言い方をすると、
「今の株価は利益の何年分か?」
「何年、その株を保有していれば、投資したお金分をその企業が稼いでくるか?」
といった意味になります。
例えば、PERが20倍の銘柄で考えると、今の利益水準が今後も続けば、20年保有していれば自分が投資したお金分の利益を稼いでくるということです。
また、その企業が利益を全て配当したとすると、20年後には投資元本が全て戻ってきているのに加えて、当然その株式自体も持っているという素敵な状態になります。
実際には、配当には税金がかかりますので、上記の様にはなりませんが、基本的な考え方として押さえておきたいところです。
最近のアベノミクス相場で大きく上昇した銘柄の中には、PERが60倍といった銘柄もあり、そういった銘柄を保有すると、投資元本分の利益をその企業が稼いでくるのに、60年もかかるということです。
ではなぜ、その様なPERの株を買う人がいるのでしょうか。
それは、市場が「1株の当期利益」の上昇を見込んでいるからです。
同じ株価であれば、1株の当期利益が上昇すればPERは下がります。
大幅な利益上昇があれば、当初のPERでみると、60年かかる利益計上を、10年で行ってしまうかもしれません。
その可能性を市場が期待しているということです。
私は、現状ではPERが高い銘柄には基本的には手を出しません。
なぜなら、企業の利益成長を見通す自信がないから。
今後、勉強と考察を重ねていってからチャレンジするかもしれませんが、今は無理です。
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